ツアー・ミュージシャン

事務所に所属して大々的にツアーをしているのではなく、自らライブのブッキングをし、自らの足で全国を旅するツアーミュージシャン・・・

やましんは、そんな人達との出会いをいつも楽しみにしています。

福井のライブハウスやカフェ、バーなどでそういうミュージシャンと一緒になることも多いし、やましん自身が県外に行った時に、同じように遠くからやってきたミュージシャンに会うこともある。

そんな時は、できるだけ、邪魔にならない程度に彼等とあいさつを交わし、話をするようにしています。

 

やましんは、県外に歌いに出るといっても、現時点では京都、大阪、滋賀、石川ぐらいの、限られた範囲。

今のところは、出かけていてもせいぜい3日ぐらいの旅だし、「ツアーをしてる」という自覚はないんです。

現時点ではね…

 

ただ、ツアーミュージシャンに対する憧れや尊敬みたいなものが常にあって、でもそれはただ、ツアーに憧れているっていうだけじゃなく、彼等からは、吸収するものがとても多いんですよ。

全国ツアーっていうのは、よほど真剣じゃないとできないものですからね。

その姿勢は、ステージやリハ、ライブ会場での態度、お客さんとのやりとり・・・そういったものに自然と現れてきます。

これはもう、実際に経験した人からじゃないと出てこない何かですね。

「ツアーのつもり」「真剣なつもり」になることはできるかもしれないけれど、実際に体験した人のものとは、やはり違うものだなぁ、なんて思うわけです。

 

そんな人達と直接会うこと、しかもそれは観客として観に行くだけじゃなくて、同じ日に、同じライブの出演者として時間を共有すること・・・

そうすることで、体感として得られることは本当に多かったような気がするんですね。

 

そんな中でも、印象的だったミュージシャンが何人かいます。

全員紹介していてはきりがないので、一組だけ、宣伝を兼ねて(笑)紹介しておきましょう(^^;;;

 

鹿児島出身のデュオ、Yoshino & Masae。

出身というか、今も鹿児島を拠点としていますが、全国を飛び回っているミュージシャン。

昨年、47都道府県を巡るツアーを敢行し、その中の福井公演で一緒になりました。

 

ライブ当日。

駐車場には鹿児島ナンバーの軽ワゴン。

鹿児島から廻って来ていることは事前に聞いていたのだけど、まさか車を運転してくるとは!

話を聞いてみると、一県一県廻っているわけだし、荷物も多いしで、確かに車のほうが便利。

しかし経費節減のためにはなるべく高速道路も使わず、一回の移動で最大10時間なんてこともあるとか・・・

飛行機ならアメリカ西海岸まで行けるっていう(汗)

 

まぁしかし何よりも、一番印象に残ったのは彼等の演奏そのものですね。

リハももちろん真剣、本番は旅の疲れも感じさせない全開のパフォーマンス。

 

そして、そのライブ(ブッキングライブ)、出演者が5組ぐらいだったんですが、自分達の出番の直前まで客席にいて、手拍子したり、声をかけたりと、積極的にライブを盛り上げようとしていました。

まぁこれについては、自分の出番までは楽屋で集中力を高めたい、というタイプの人もいるでしょうけどね。

でもこうやって他のミュージシャンの演奏を聴き、コミュニケーションをとろうという姿勢もまた大事だと思います。

 

ある若いシンガーの出番の時には、演奏中にマイクスタンドが徐々に下がってきてしまいました。

それをみつけたYoshino氏、ものすごい瞬発力で真っ先にステージにかけあがって直していました。

ミュージシャン思いなんですね。

 

 

いいライブをするミュージシャン、真剣に音楽に取り組んでいるミュージシャン達…

その姿勢は、こういう細かな所に自然に現れてくるものです。

どんなにかっこ付けていようと、どこかできいたような立派な精神論を語っていても、自然に滲み出てくるものが本当の姿。

そんな姿に触れることができること、そんなミュージシャン達との出会いがあることに、とても大きな喜びを感じています。

 

というわけで、そんなYoshino & Masaeさんの今年のツアー、福井ではまたご一緒できることになりました。

やましんはソロではなく、デュオ「hiro and …」のメンバーとしての出演です。

ライブの企画そのものも、やましんが担当しました。

ぜひ皆さんも、生で彼等の音楽に触れてください!