やましんの曲の作り方

今回はやましんの曲の作り方について、話してみたいと思います。

曲の作り方は人によってけっこう違うと思います。

他のソングライターとも、あまりそういう話をしたことがないので、詳しいことはわかりませんが。

 

やましんの場合、基本的に曲作りは歌詞と曲(メロディー)を同時に作っていくことが多いです。

昔々、曲を作り始めて間もない10代の頃は、歌詞を先に書くことが多かったんですけどね。

当時は、メロディーよりも歌詞に比重を置いていたように思います。

メッセージ性の強い曲とか好きでしたからね。

 

だけどそうしていると、どうしても字余りが多すぎたり、言葉数が多すぎてメロディーと合わない、あとは曲として、音楽として今ひとつ流れが悪い・・・というようなことが気になりだして、だんだんと一緒に作るようになっていきました。

どうしても、音のない状態で言葉だけを綴ると、文章っぽくなってしまうというか、違和感があるんですよね。

やはり「歌詞」っていうのは独特だと思います。

やましんの中では、歌詞と「詩」は別物だと思っています。

 

ちなみにやましんは、詩を書くことができません。全く才能がありません。

歌詞しか書けないからそう感じるのかもしれませんが、歌詞と詩は全く別の文化のように思います。

個人的見解でしかないですが・・・

 

「詩」は言葉だけで伝えないといけないから、歌詞とはまた違った技術とか感性とかが必要なものなんでしょうね。

 

 

ちょっと話はそれますけど、10代の頃、超有名バンドの歌詞集(詩集?)というのを本屋さんで見つけて、買ってみたんですよ。

多分知らない人は誰もいないような、超有名なバンドでした。

そういう人たちの歌詞集を読めば、作詞の勉強になるかと思って。

で、当時バイト先に持って行ったりして、こっそりバイト中に読み始めてみたりしたわけですよ。

 

そうしたら・・・

 

なんとつまらないことか・・・

 

「君の手をにぎりしめたいんだ

君の手をにぎりしめたいんだ」

 

とか書いてあってもねぇ(笑)

 

読むのやめました^^;

でも、これを(英語でしたが)ポップ&ロックなメロディに乗せて、シャウト気味に歌われると、なんか熱い思いが伝わってきたりするんですよ。

だからやっぱり、「歌」ってすごいなと思ったわけです。

 

(要するにこの本、「詩集」としてはつまらないけど、歌詞集としてはとてもありがたい本だったわけです。「こんなことを歌ってたんだ」っていうのがわかるっていう。)

 

 

さて、曲作りの話に戻りましょう。

やましんの曲作りは、基本的にギターを抱えながら行います。

机の上にノートを広げ、ペンを置き、爪弾いてはメロディーを鼻歌で口ずさみ、そこに言葉をあてはめていく、という作業。

(ちなみに、楽譜は書きません。というか上手く書けません。ノートに歌詞とコードを走り書きする程度。)

 

とはいえ、断片的な詞のモチーフは既にある程度頭の中に溜め込んであります。

普段から、歌詞になりそうな言葉とか、こういう内容の曲をつくりたい、こういうメッセージを歌にしたいとか、こういうストーリーを歌にしたいとか、そういうテーマは考えているんですよ。

そしてそのパーツとなる言葉が、頭の中にバラバラにある。

そのパーツがある程度溜まってきた段階で、「よし、曲を作ろう!」となるんです。

 

そしてそのテーマに沿った曲調ってどんな感じかな、とギターを手にし、考えていきます。

そこに、そのパーツをなる言葉を当てはめながら、組み立てたり、足りない言葉を考えて足したり、言い回しを変えてメロディーと絡みやすく加工したり、そんな作業を繰り返して曲ができていきます。

 

これが、比較的多い作曲のパターン。

もちろん例外もいろいろあります。

 

たとえば、曲(メロディ)が先にできるパターン。

正しくは、メロディというよりはコード進行だったり、ギターのフレーズだったり、ということもあるので様々ですが、ともかく言葉のない状態で、音だけが先にできあがる、というパターンです。

これは主に、なんとなくギターを爪弾いている時に思いついたりします。

 

先ほど説明した「言葉のパーツ」ではなくて、メロディやギターフレーズ、コード進行などの「音」のパーツですね。

これも頭の中に、断片的にあったりします。

それを組み立てたり発展させたりしていって、一つの曲になる場合もあります。

 

そしてそれらが、言葉のパーツと結びついて曲になる場合もよくあります。

 

とにかく、やましんの頭の中には(そんなに多くはないけど)言葉のパーツや音のパーツがいつも転がっていて、それが溜まってきた時に、相性の良さそうなものを集めてきて一つの楽曲に組み立てる、というようなことが多いわけです。

 

 

他の例外としては、一気に曲も歌詞もできてしまうときがたまにあります。

これはそう多くはありませんが・・・

でも不思議と、そういう時は30分もかからずに一気に歌詞もメロディも書き上げてしまいます。

 

いわゆる「降りてきた」というような時でしょうか。

 

でも実際は、何か強烈な出来事とか、心の動きとかがあった時ですかね。

そういう時に、一気に言葉が湧いてきて、メロディも湧いてきて、曲になる、ということがあります。

そしてそういう時は、本当に手応えがある曲に仕上がります。

 

たとえば最近では、「ゴールイン」という曲がそうでした。

某所のお世話になっている人たちが結婚し、祝いの歌を作りたい!と強く思っていたら、湯水のごとく言葉とメロディ、ギターのフレーズが湧いてきた、という感じです。

 

 

逆にいうと、無理やり曲を作ろうとしても、まぁできなくはないんですけど、あんまりいい感じに仕上がらないんですよね。

メロディというのは音を並べればいくらでもできるのはできるんですけど、何かやはりその背後に感情の動きがないと生きた曲にはならない感じですね。

 

いや、これもあくまでもやましんの場合です。

音楽理論にそって音を並べて、曲を紡いでいくという人もいますから。

 

 

そんなわけで、やましんはあまり曲をハイペースでたくさん生み出すタイプではありません。

ある程度頭の中にパーツが溜まってくるか、大きなきっかけがないとできないわけですから。

 

 

ちなみに今までの人生で作った曲の数は、10代の頃とかも含めると軽く100は超えているはずですが、その頃の曲はほとんと覚えてもいないし、楽譜とか歌詞カードとかも残っていません。

20代の時に一度曲作りをやめて、全部捨ててますからね。

 

仮に残っていたとしても、今振り返ってみたら使い物にならないくらい恥ずかしいものばかりです。

中には、曲を作り始めてまもない頃の曲を、何十年後も歌い続けているという人もいますが・・・

 

そういう人は、凄いなと思うんですよ。きっと才能があったんでしょう、最初のうちからいい曲を作っていたりして。

やましんの場合は、最初の頃の曲はダメダメです。

才能なかったんでしょう、後々いろいろ研究したりして、磨いていったタイプだと思います。

 

昔の曲で、今でも覚えていて時々演奏するのは「デビル」「独身貴族」「うまらないパズル」ぐらいでしょうか。

それも最近は演奏する頻度が低いですかね。

あとはここ数年で作った曲しか演奏してません。

なので30曲程度でしょうかね。

 

 

というわけで、曲作りの話をしてみました。

これからも頑張っていい曲を作っていきたいと思います♪