ライブで失敗しない方法は?

ライブの時に、歌詞を間違えてしまった、歌詞を忘れてしまった・・・

よくある話です。

 

曲の構成を間違えてしまったとか、フレーズを間違ってしまった、ミス・トーンを連発してしまった、とか。

 

練習ではしっかり出来ていても、やはり本番ではミスをしてしまいがちです。

どうしてこのようなことになってしまうのか?

そして、どうすればミスを防ぐことができるのか??

 

ちょっと考えてみたいと思います。

 

 

失敗の一番の原因は・・・

ライブで失敗をする一番の原因は、やっぱりアレだと思うんですよ。

 

そう、「緊張」ですよね。

緊張して手が震えたり、声が震えたりして、思うような音が出せない。

練習では余裕でできても、本番では…というのは、やはり本番ならではの緊張があるからですね。

 

本番での緊張については、以前詳しく書きましたんで、そちらを参考にして頂ければ。

→ ライブで緊張しない方法ってあるの?

→ ライブで緊張しない方法 その2

 

どんな人でも、「全く緊張しない」ってことはないと思うんですよ。

緊張する前提で、その分を考慮して余分に練習しておく、っていうのはやはり大切ですね。

緊張で半分の実力しか出ないなら、倍の練習をしておく、というように。

 

結局、失敗しないために一番大事なのは「練習」、この大原則だけは曲げられません。

技術的な面では、それにつきるでしょうね。

 

特に、いつも失敗する場所をたっぷり練習しておく、ということ。

失敗する場所って、大抵同じようなところでしょう?

そしてそれがトラウマみたいになってしまい、その部分になると余計に緊張して・・・

なんていう悪循環に陥ることも。

なので、そこを徹底的に練習して、自信をつけるしかないですね。

 

ただ、やはり「緊張」っていうのはメンタル的な問題ですから、ここから先はメンタル面の話になります。

 

「どうすれば失敗しないか」と考える時点で間違い(汗)

そもそも、この記事のタイトル自体が間違っているんですよ、本当は。

「ライブで失敗しない方法は?」っていう・・・

この考え方自体が、本当は間違っているんです。

(大人の事情があって、こういう記事タイトルにしてるだけなんですよ、ほんとは…汗)

 

心理学みたいな話になりますけどね、「どうすれば失敗しない?」「失敗しない方法は?」っていう疑問は、そもそも「失敗をしてしまうから」という前提でしょ?

そう考える時に、必ず頭の中では、過去に失敗してしまった姿がプレイバックされたり、これからのライブで失敗してしまっている自分の姿を空想してしまっていたりするんです。

 

たとえばですよ・・・

 

やましんは次のライブで、

ハゲヅラをかぶり、

ピンクの全身タイツを着用し、

激しく踊りながら歌い・・・

ません!

 

なんて言ったって、もう想像しちゃったでしょ、あなた!!

 

いや、「そんな気持悪いの、想像したくない!」なんて思う人もいるでしょう。

でも「気持悪い」と思うということは、既に一瞬でもイメージしているからなんですよ。

 

否定したって、無駄なんです。

言ったらもう、おしまいです。

書いちゃったら、もっとおしまい・・・Σ(゚д゚lll)

 

じゃぁどうすればいいかというと、

めちゃくちゃ調子がよく、最高の演奏が出来た姿をイメージする

とりあえずはこれだけです。

 

もちろん、そうしただけで全てうまくいく、なんてことはなかなかありません。

繰り返しが重要です。

今までの「失敗するかも」という不安が、べったりと頭の中に貼り付いていますからね。

それを塗り替えるには時間がかかります。

だけど、回数を重ねて、うまくいったライブを何度もイメージしながらステージに立つ。

自分の理想のライブをイメージしながら、ステージに向かう。

 

やましん自身も、現在まだその最中です。

現実には、しょっちゅう失敗しています。

凹むことも度々あります。

それでも、常にうまくいったイメージ、理想のイメージをもって、次のステージに向かうようにしています。

 

失敗してしまった時には

いざ失敗をしてしまった時にも、焦ることはありません。

焦ってはいけません。

そこからどう立て直すのかが、腕の見せ所・・・

といっても、まだ経験の少ない人は「そんな腕ないよ!」と言いたくなることでしょう。

 

経験豊富な人は、その失敗を笑いに変えたり、間違えた流れでいつもとちがう感じにアレンジしてしまったり、というアドリブで乗り切ります。

または、間違ったことに気付かれないようにサラっと流したり。

 

案外、自分では「間違えた」と思っても、聞いている側は全然気付いていない、っていうことも多いんですよ。

なので、細かい間違いに必要以上に過敏にならないほうがいいですね。

 

ともかく、間違った時に絶対にしてはいけないのは、演奏をやめてしまうこと。

出だしで間違ったとかならともかく、曲を途中で止めるというのは、これはもう「事故」です。

それだけは余程のことがないかぎり避けなければなりません。

 

コードが間違っていても、とにかくリズムだけは保ったまま弾き続ける。

弾き語りの人ならば、歌詞が飛んだとしてもギターだけは弾き続ける。

ラララ〜で歌うなり、即興の歌詞で歌うなり。

歌えなくても、とにかく演奏だけは止めないようにしましょう!

 

練習やリハーサルなら、間違ってもやりなおせばいいでしょう。

しかし、ライブというのは一発勝負。

その一発勝負の場でやり直しをしてしまうというのでは、いつまで経っても一発勝負に強くはなりません。

 

経験のある人が、間違ってもうまく乗り切れるようになったのは、そういう一発勝負の場で逃げずにやってきたからです。

間違いの経験も必要なんです!

 

もし間違ってしまったら、「今、その貴重な間違いな経験をしているんだ」と思って、そこからどう立て直すか、乗り切るかを考えるようにしましょう!

 

失敗した後は

ますます失敗した前提で話がすすんでしまいますが・・・(汗)

最後に、失敗した後にやってはいけないことを書いておきましょう。

 

これはやましん自身も最近までよくやってしまっていたことで、今もその癖が残っていると思います。

自戒の意味もこめてまとめておきたいと思います。

 

まず、失敗してしまった後に、言い訳をしないことですね。

「まだまだヘタクソなんで」「練習不足なもんで」・・・

だったらやるな、って話ですよね。

 

オープンマイクとか公開練習みたいな場なら別として、ライブ本番でそんなこと言われてもねぇ。

 

照れ笑いや苦笑い、それから、悔しい顔も見せないように。

見てるほうは、痛々しく感じますよ。なんだか気まずい雰囲気になってしまいます。

 

 

とにかく普通にして、そのままライブを進めるのがベスト。

よっぽどうまいこと、その失敗を笑いに変えてお客さんを楽しませることができるならいいけれど…

そうでなければ、その失敗について改めて触れるのはやめて、次に進んだほうがいいですね。

 

失敗を反省するのは大事だけど、それは本番を終えてから一人で、またはバンドならメンバー同士で徹底的にやるべきことです。

だけどそれを人前でやっちゃうのはよくありません。

 

中には、落ち込んでいる姿をやたら人に見せびらかす人もいます。

厳しいことを言うようですが、それはそういう姿を見せることで、許してもらおう、慰めてもらおう、なんていう心が潜んでいるからです・・・

自分自身がそうだったから、よくわかります(汗)

 

まとめ

長々と書きましたが、いかがでしょう?

失敗ということに対する考えが、少しでも変わってくれれば嬉しいんですが。

 

とにかく、まずは苦手なところをしっかり自信がつくまで練習しておこうということ。

そして、「失敗しないように」ではなく、「うまくいった」自分の姿をイメージすること。

仮に失敗しても演奏を止めないこと、そして言い訳や弁解をしないこと。

 

こうしたことに、やましん自身は気をつけるようにしてきたし、今後もそうしていきます。

その結果、だんだんと失敗の回数は減ってきたし、失敗しても動揺しないようになってきました。

 

皆さんにも、参考になれば幸いです!