やっぱり耳コピー 〜 音感、リズム感、グルーヴ感and more…

楽器や歌の練習で一番効果的なものは何ですか?と聞かれると、やっぱりこの答えになっちゃう・・・

しつこいくらいに言っていますが、「耳コピー」です。

 

音源を聞いて、楽譜やコード表などを頼らずに、自分の耳で音を拾っていくという作業です。

もちろん、初心者の人にはとても難しいというか、ある程度基本的なことができるようにならないと、コピーなんてできませんけどね。

でも、ある程度のところまできたら、とにかく積極的にコピーするといいです。

 

やましんも先日、「カバー曲限定ライブ」というのに出ました。

普段やらないカバー曲を5曲。時間がないのでネットでコードを調べはしたものの、やはり原曲を聴いて音を合わせていきました。

原曲が弾き語りではないものが大半なので、完全コピーとはいきませんが、それでもどのタイミングでコードチェンジをするか、転換部のリフや装飾音はどう弾いているか・・・

それらの確認のためにも、全曲耳コピーを改めてやりました。

簡単な曲ばかりでしたけどね、やっぱり勉強になりましたね。

今後もたまにはやっていこう!

 

 

耳で音を拾って再現する、この作業で得られるものは計り知れません。

当然、音を聞く力がつきます。耳が肥える、というやつですね。

そして、プロの弾き方を真似することで演奏力がつきます。

 

ただネットで調べたコードを見てジャカジャカ鳴らすだけでなく、どんなふうにアレンジしたらカッコいいか・・・

これはプロミュージシャンの真似をたくさんして、引き出しを増やしていくしかないです。

 

ところが、楽譜を見てそのまんま弾くというのは、これは最初にテストの答えを教えてもらうようなもので、やっぱり自分で探って分かったこととは、理解度が全く違うものなんですね。

ま、楽譜を再現するのでも弾き方の練習にはなりますけど、やはりそこから得られる情報量が全く違う。

 

 

それと、リズム感…というよりグルーブ感といったほうがいいでしょうかね、「ノリ」の部分。

これは、楽譜では表せない部分です。

実際の音を聞いて、それに合わせていってみないと再現できないものです。

 

音と音の微妙な「間」とか、そういった部分も楽譜には表せません。

あとは強弱の付け方とか。

「クレッシェンド」とか「フォルテ」とかの、強弱を表す記号はありますけどね。

それでも、実際にどんな感じの強弱の付け方かってのは、実際に聞いた音からしかわかりません。

楽譜の記号だけでは、ニュアンスがわかりませんから。

だけど「個性」っていうものは、そういうところにこそ現れているものなんじゃないでしょうか!?

 

要するに楽譜というものはその個性(癖)を削ぎ落として、誰もが同じように演奏できるように示した記号みたいなものなんです。

ちょっと言い過ぎかな・・・・(汗)

 

 

テンポをキープできるようになるためには、メトロノームに合わせて練習するというのも有効です。

でも、メトロノームというものも、癖を一切なくしたただ正確なリズムです。このリズムのまんま演奏していると、実はとても味気ない演奏になってしまうんです。

やはり実際に演奏されている音楽を通してしか、得られない感覚というのがあるんですね〜。

「ノリ」とか「グルーブ」なんていうよく分からないものは、記号や言葉で説明できるもんじゃないですしね^^;

 

 

あと、アドリブ/即興の能力っていうのも、耳コピーを繰り返しているうちに育ってきます。

音を聞いて拾って演奏するという作業ですからね。

何回もやっていると、そのうちなんとなく先が読めるようになります。

セッションができる人も間違いなく耳コピーをたくさんやってきている人ですね。

作曲をする人もそうです。

 

 

ということで、いいこと尽くしの耳コピー。

 

付け加えておきますと、最近YouTubeなどでよくある、弾き方を解説した動画。

あれも、楽譜の延長線上にあるものだと思ったほうがいいと思います。

参考にするのはいいと思いますけどね、どうしても耳コピーできないときとか。

やましんも時々参考にしています。

でも、必ず原曲を何度も聞いて確認をすること、そして原曲に合わせて練習すること、が大事です。

 

 

あんまり大きな声では言えませんが、楽譜でばかり練習してきた人の演奏っていうのは、聞いていて分かります。

上手い人もいるんですけどね、何かこう、味が足りないんですよね〜。