人生の後悔とやり直し

日曜の夜だし、あんまり読んでいる人もいないかな、といういいデタラメな理由で、ちょっと人生について語ったりしてみたいと思います(笑)

 

というのもですね、とにかく最近いろんな人に言われるんですよ。

精力的ですね、活発にライブ活動をしていますね、と。

 

自分的には、足りないくらいなんですけどね。

ツアーミュージシャンだったら、毎日のようにやっているわけでしょう。

諸事情あって今はそうもいかないのだけど、本当は毎日でもライブをやりたい。

 

 

やましんが今みたいなペースでライブをするようになったのは、比較的最近です。

弾き語りをするようになってからですね。

まだ三年未満のはず。

40代後半になっての話です。

 

それまでの音楽活動は、「音楽活動」という言葉で表現するのもはばかられる位のものでした。

若い頃はそうでもなかったのだけど、ある程度の年齢になってからは、ほぼ完全に遠ざかっていた時期もあるし、そうでない時期でも、ほんのお遊び程度でした。

 

それがここ数年で火がついて、一気に環境が変わった、というか変えたんです。

 

そんな様子を見て、周りの人が、「今までの分を取り戻すかのような勢いで、音楽活動に力を注いでいるんですね」と言っていました。

 

でも、ちょっと違うんですよね。

いや、ちょっとじゃないかも。

 

「取り戻す」という感覚が、全くないんですよ。

 

なぜなら、何も失っていないからです。

 

音楽活動から遠ざかっていた時期も、ほんの軽い趣味としてだけ音楽をやっていた時期も、別に何かを失くしたのでも、置いてきたわけでも、取り残されたわけでもないからです。

 

40代後半に弾き語りというスタイルになり、そして今までの人生の中で最も活発な音楽活動を始めるようになった…

それは、その時がベストタイミングだったから、だと思っているんですよ。

 

20代の頃でも、30代の頃でもなく。

「もっと若いうちから弾き語りでツアーに出ていればよかったなぁ」とか、全然ないです。そういう思い。

 

 

これは音楽に限った話ではないんですけど、「後悔」というものがないんです。

「あの時、ああしていたら・・・」

「あの時、違う選択をしていたら・・・」

 

無駄ですね。そういう思い。

無駄というか、あり得ないです。

あの時は、「ああする」以外の選択肢がなかったんですよ、それは。

違う選択は、あり得なかったんですよ。

 

 

後悔というのは、全ての理由を過去に置いている人の考えですよね。

もう戻れない、変えられない過去。

 

でも、自分が生きているのは今。そして生きていくのは未来。

だから、今がゼロ地点です。今がスタート地点。

始めるなら、今です。

 

 

確かに、過去に自分が取った行動や、過去に自分が選択したことによって、今も悩んだり、嫌な思いをすることがないわけではありません。

だとしても、「これからどうしていくか」ということしか、出来ることはないんです。

 

 

「そうは言っても、取り返しのつかないこともあるよ」

「やり直しのきかないこともあるよ」

という人もいます。

 

そういう人をよく観察してみると、わかることがあります。

その人達の視線は、常に過去に向いています。

この先に向いてはいない。

 

だから、「取り戻す」とか、「取り戻せない」とかいうような発想になるんじゃないでしょうか。

 

 

 

先輩面をして若い人達に言いたいことがあるとしたら、それは「悔いのない道を進め」なんていうようなことではありません。

後悔するかもとか、これで正解だろうか、失敗しないだろうかとか、そんなことは考えずにただ進め、ということです。

自分自身も、きっとそうしていきます。