ライブで緊張しない方法〜その2

 

以前、「ライブで緊張しない方法ってあるの?」という記事を書きました。

そこでは、緊張そのものに慣れること、経験を繰り返すこと。

緊張したとしても、その場での精一杯を尽くすこと。

緊張したとしても、それを口に出さない、言い訳にしないこと。

 

・・・などを挙げました。

もちろんこれはやましん個人の考え、そして経験上思うことであって、これが絶対正解!というわけではないですよ。

万人に効果があるということを保証するものではないです。

 

個人の感想です(汗)

 

それでですね・・・実は、もう一つ思うことがあるんです。

こんどはものすごく精神論的な話になってしまうんですけどね。

 

これは、堂々と(見える)したステージをしているミュージシャン達、特にプロミュージシャンやツアーミュージシャン達を見ていていつも思うことなんですが・・・

彼等が堂々として見えるその理由は、

『伝えたいという思いが強いから』

じゃないか、と思うんですね。

自分達の音楽を伝えたい。

自分達が心を込めて作った作品を、しっかりと伝えたい。

聞き手の心に届けたい。

 

・・・そんな思いの強さです。

前にも書いたとおり、どんな大物ミュージシャンでも、ステージ慣れした人でも、全く緊張しないわけではないし、中には本番前には緊張しすぎてナーバスになり、体調を崩してしまう人さえいます。

だけど、やはり音楽そのものに対する思いがとても強い。

その思いの強さが、緊張を超えているんだろうな、という気がしているんです。

とにかく音楽を大切にすること、一つ一つのライブ、一人一人のお客さん・・・

それらを大事にして、丁寧に届けようとすること。

 

気持を込めてというよりは、自分が演奏する音楽に入り込む、という感じですかね。

芝居でも、いい演技をする人は完全に役に入り込んでいるでしょ?

あの感じ。音楽に入り込む、演奏に入り込む、っていうことだと思うんです。

 

これは自分の経験から強く思うことなんですが、緊張が強い人って、どこか「恥ずかしさ」とか「照れ」みたいなものがあるんですよね。

「私なんかの演奏を聴いてもらって申し訳ない」とか、「ヘタクソで恥ずかしい」とか。

「変なふうに思われていないだろうか」とか。

 

こういうことって、入り込んでないから思うわけですよね。

そして、これも前に書いたけど、「緊張してます」「練習不足です」なんて言い訳をステージ上でしてしまうのも、照れや恥ずかしさがあるから、入り込んでないからですよね。

 

もちろん、自分の実力を過信しすぎて天狗になるのはよくないし、未熟さを自覚するのは大切だとは思いますけどね。

でもそれならそれで、恥を覚悟で精一杯演奏することに集中する。

そういうことだと思うんですよね。

 

 

・・・また偉そうなことを書きましたが、一流のミュージシャンっていうのは、やはり自分達の演奏する音楽をとても大切にしているし、真剣に向き合っていると思うんですね。

その向き合い方も、それぞれのスタイルがあります。

わいわいガヤガヤ、賑やかな演奏をすることで向き合う人もいれば、冗談など言わず、真剣にまっすぐに向き合う人もいれば。

ただ一番よくないのは・・・これはやましんも昔人に言われたことなんだけど・・・

なんか恥ずかしそうに演奏していたり、申し訳なさそうに演奏していたりすることでしょうか。

 

これではお客さんも見ていてつまらないし、いつまでたっても堂々と演奏できるようにはならないような気がするんです。