ライブで緊張しない方法ってあるの??

前回、やましんが弾き語りオープンマイクに参加しはじめた頃の写真を公開しましたが・・・・

もう一枚上げておきますと、これももうガチガチですね(汗)ヒドイ…

 

一番最初に参加した日のことはよく覚えています。

その日は朝から緊張していましてね。

で、夕方になり、その会場となるライブハウスへ向かう途中、緊張度はさらにアップ。

ついにはお腹が痛くなり、途中コンビニのトイレに2回・・・

 

店の駐車場に着いてもなお、「やっぱり今日は帰ろうかな、今日でなくてもいいかな」などという往生際の悪さ。

なんとか車を降りるも、ギターは車の中に置いたまま。

「いやぁ、今日は見に来ただけですよ〜」なんて言い訳も用意して、店の中に入っていきました。

 

結果的にその日は勇気を振り絞ってステージに上がった訳ですが、声は震えるし、手も震えるしで、散々な状態に・・・

 

その前日までは、正直言うと、長年バンドでギターを弾いていたし、若い頃には時々弾き語りやバンドのボーカルも経験したし、今日に向けて練習もしたし、まぁ何とかなるだろう、と、甘く考えていたのです。

しかしそんな甘い考えは、実際に久々に一人でステージに立ってみて、一気に吹き飛んだのでした。

興奮と悔しさで、その日はよく眠れなかったですね。

 

でもそこから、これじゃいかん!と思って、本気で練習をし始め、気がつけばいつの間にか弾き語りシンガーソングライターとしてあちこちでライブをするようになっていたわけです。

 

 

で、それ以降、もちろんギターや歌の練習が必要だったことは言うまでもありませんが、もう一つの課題は「緊張」との戦いでした。

自宅やスタジオでの練習ではうまくいっても、いざステージでとなるとその半分も実力を出せない。

このメンタル面での問題も含めて、実力なんですけどね。

 

 

最近は、逆に聞かれることが多くなってきました。

「本番で緊張しないためには、どうしたらいいんでしょう?」と。

 

正直、うまく答えられないです。

本音を言うと、今でも緊張はしてると思うんです。

なかなか練習通りにいかないことも多いから。

 

それで思ったのは、緊張して半分の力しか出せないのだとしたら、実力を倍にするしかない、ということ。

倍の練習、倍の経験を積むしかない、と。

 

とにかくライブ本数が多くなった今、間違いないなと思っているのはこういうことです。

経験っていうのは、多くの場合は「失敗の経験」です。

 

「成功体験」ってのも大事だと思うけれど、その倍ぐらい大事なのが失敗体験。

失敗して、恥をかいて、悔しい思いをする。

でもそれに負けないように、乗り越える。

そうすると、同じレベルの失敗には強くなる。

同じレベルの緊張は克服している、ということになります。

 

でもそうすると、さらに大きなレベルの課題がやってくるかもしれません。

 

たとえば、友達の前では落ち着いて演奏できるようになったけど、知らない人が来ているライブでは緊張してしまう...とか。

そうしたら、知らない人の前で緊張しながら演奏する機会を増やすしかない。

 

それにある程度慣れたら、こんどは「ミュージシャンの先輩が見ている前では緊張してしまう」という課題がやってくるかもしれない。

そうしたら今度は、先輩ミュージシャン達の前で恐縮しながらも演奏する機会を増やしていけばいい。

 

そうやっていろんな経験をして、階段をあがっていくわけです。

 

その階段はもしかしたら永遠に続くのかもしれないけれど、繰り返しているうちに、最初の階段よりは遥か上のほうを登っているはずだから。

 

そんなことを思うようになったのは、実際に数多くのプロミュージシャンが「今でもステージ前は緊張する」と発言していることです。

世界中のドームでコンサートをするような人でも、そんなことを言っています。

でもそれは裏を返せば、緊張が当たり前、緊張を受け入れている、ということでもあります。

 

もちろん、彼等はそういうことを何かのインタビューなどで言っているだけであって(しかも多分その発言はデフォルメされているんでしょう)、決してステージ上で「緊張してまーす」なんて言っているわけではありませんよ。

 

やましんが自分に課しているのは、決してステージ上で「緊張してます」と言わないこと、緊張を言い訳にしないこと、です。

 

緊張して、手が震えて、声が震えても、その場での最善を尽くすこと。

終わってからガックリ落ち込んでしまうかもしれないけど、その緊張一回一回が自分の糧になっているんだと思うことです。

 

ギターだって、歌だって、練習はすればする程上達していくものでしょう。

緊張だって、すればするほど、その緊張に向き合う方法が上達していくものだと思うんです。

 

※続編もあります!

ライブで緊張しない方法 その2