「弾き語りのギター」とギターを始めた頃の話

昨夜、やましん企画によるライブイベント「かわだ生音夜会」を終えて、出演してくれた能登のシンガーソングライター「Masumi」さんと、いろいろ話し込んでいました。

 

ギター初心者の人にも、そして弾き語りの演奏活動をしている人にとても参考になる話だと思うので、その時の内容をいくつかここでシェアさせていただきたいと思います。

 

Masumiさんの演奏はとても素晴らしく、すーっと自然に耳から体内に入ってくるかのようでした。

その秘密は何だろうな、とふと考えてみると、まぁその答えはいくつもあるとは思うんですが…その一つは、ギターと歌が一つになっている、というところだと思ったんです。

ギターと歌が同じ方向を向いている感じ、というか…同じリズムで流れているというか。同じ「テンポ」じゃなくて、同じ「リズム」。

上手く表現できないんですが…(汗)

 

時々、バラバラの人をみかけます。

ギターはギターで上手かったり、歌がとても上手だったりするんですけど、噛み合っていない人。

もしくは、ギターが単なる伴奏、カラオケの代わりみたいになっているような人。

 

Masumiさんのギターは、「歌う人のギター」という感じがして、ギターも歌っている、出ている音が声かギターかの違いなだけで、同じ音楽を奏でている感じが凄くしたんです。

 

やはり、言葉ではうまく言い表せないですね。

前回、石川県のライブハウスで初めてご一緒した時にもそんなことを思いまして、だからこそ、福井で弾き語りをしている人達にも是非生で聴いてみてほしいな、と思ったわけなんです。

 

もちろん、ギターを弾く人でなくて、普通に音楽が好きな人にも聞いてもらいたかったわけですが。

 

 

ヴォーカリストが弾くギターって、ギター専門のプレイヤーとは何かまた違う、独特のものがあると思うんですよ。

やっぱり歌ってるんですね、コードを押さえてストロークしてるだけでも、なんか歌っぽかったりする。

ハミングみたいに聞こえるときがあります。本当に上手い人のギターは。

 

そんな感想を伝えたんですが、やはりその辺は意識しているというか、大事にしているところのようでもあります。

 

 

 

さて、話はガラリと変わります。

Masumiさんも、やましんと同じように、ギターを初心者の人に教えているそうです。

教室みたいなスタイルではなくて、おそらく個人的に教えている感じ。

その点もやましんと共通しています。

 

それで、彼女の教え子さんが練習に行き詰まった時に、やましんのブログを見せてくれたそうなんですよ。

 

そんなことから、初心者のギターの練習の話になったわけですが、やっぱり彼女が言うのも同じで、ギターというのは、最初がとても難しく感じる、それで壁にぶち当たってしまう傾向が強いです。

 

ピアノだったら、とにかく鍵盤を押せば誰でも音が出せるじゃないですか。

三本の指で「ドミソ」の和音を押さえるなんて、初日に誰でもできちゃう。

 

ところがギターでドミソの和音、つまり「C」のコードを押さえて音を出そうとしてみても、9割以上の人が初日にはできないわけです。

Cのコードも指三本ですよ。でも音がうまく出ない。

それで、初心者の人はビックリしちゃうわけです。

「こんなに出来ないものなの?」と。

 

でも、それが当たり前なんですよね。

だけどその、うまく音が出ない状態でも、先に進んでいくしかないんです。

半分しか音が出てなくても、いろんなコードの形を覚えていって、そして練習曲を決めて、やっていく。

 

上手な人が弾くのとは全然違う曲みたいになっても、とにかく進めていく。

そうやっていろんなコード、いろんな曲をやっていくうちに、1年ぐらい経って振り返ってみると、難しいFとか、Bmとかも、気がつけば音が出るようになっていた・・・という。

 

だから、その音が出ない段階でも、それでもいいんだ、そういうもんなんだ、ということを教えてくれる人が必要なんですね。

そういう人がいないために、「私は何回練習してもちゃんと音が出せない、向いてないんだ」と思い込んで諦める人も多いんではないかと。

 

 

まぁそんな話で、見解はほぼ一致していたかと思うんです。

 

やましん自身も初心者の頃はそうだったし、Masumiさんもそうだったという話です。

 

そういうことですから、初心者の方で、なかなか上達しない、練習してるけどうまく弾けるようにならない、と思っている人は、どうかあきらめずに、続けて欲しいと思います。

 

Masumiさんのようにギターが弾けて、歌えて、シンガーソングライターとして活動できる、そういう人は、特別な人ではないと思うんです。

ただ何が違うかというと、途中で辞めなかった、諦めなかったということ。

 

なぜ辞めなかったかというと、やっぱり好きだったんでしょうね、歌いたい、弾きたいという思いが強かったということ。

 

もちろん、彼女ならではの才能もあったと思います。

でも、才能っていうのは、ある程度基礎ができて、その土台の上に発揮されるものだという話は以前も書きました。

だから、才能があったから最初から弾けたわけではないんです。

 

そして、個性とか才能とかいうのは、必ずみんな何かしら持っているはずだと思うんです。

要は、それを輝かせる段階までちゃんと続けられるかどうか、だと思います。

 

 

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