ミュージシャンには変な人が多い…のか?

よく言われるんです。

「ミュージシャンって、変な人が多いからね…」と。

 

変な人といってもいろいろだけど、大抵の場合、「ちょっと困った人」という意味で言われることが多いですね。

いろいろトラブルを起こしたり、コミュニケーションをとりづらかったり。

約束を破ったり、自分勝手だったり、平気で人を傷つけるようなことを言ったり。

 

それでも、「ミュージシャンだから」ということで「仕方ないよ」と片付けられる・・・

どうなんですかねぇ、これ。

個人的には、納得できない話です。

 

確かに、やましん自身が若き日に憧れたミュージシャン像には、そういう面がよくありました。

テレビに出ても愛想をふりまいたりせずに、不機嫌そうにしているロックミュージシャン。

気難しく、インタビュアーに対して上から目線で答えるカリスマミュージシャン。

コンサートをドタキャンしたり、客のノリが悪いとか音が悪いとか言って途中で演奏をやめてしまうバンドマン。

ツアー先のホテルやレストランで酔って大暴れする大物アーティスト。

 

・・・そういった行為も「伝説」だとか、大物ならではの豪快エピソードだとかいって片付けられてしまう風潮が、昔は特に強かったような気がします。

 

そしてそういう様子を見て、「カッコいい」と思っていたわけです。

 

 

しかし、実際に自分が音楽活動をするようになり、出会った巷のミュージシャンがそのような態度を取っているのを見ると・・・

それはもう、ただただムカつくばかり!

 

そりゃそうですね。

挨拶してもろくに返事が帰ってこなかったり、勝手なことばかりされたり、言われたりしたら。

 

もちろん、やましんの身の回りにいるミュージシャンってのは、昔憧れたような大スターレベルの人達ではありません。

大スターだったら、まぁ許されるというか、「仕方ないな」と我慢できるのかもしれませんが。
(いや、でも実際に会ったら我慢出来ないだろうな、幻滅するだろうな…)

ともかく、大スターでもないのに何か勘違いして、偉そうな態度を取っている人・・・

 

当然、そういう人は嫌われるわけですわ。

ま、その人が嫌われるだけなら、別にいいんですけどね。

 

ただ、何が嫌かっていうと、つまり、

 

「ミュージシャンってのは、みんな変なヤツ」

「音楽やってる人間に、ロクな人間はいない」

なんていうふうに思われるのが、たまらなく嫌なわけです。

 

迷惑です。

 

本当は、いい人いっぱいいます。

いっぱい知ってます。

 

ステージ上では変なヤツでも、普段はとてもしっかりしたヤツ、っていう人もよくいます(笑)

 

ましてやプロともなると、ちゃんとしてないと仕事がなくなっちゃうわけですから、しっかりした人が多いですね。

マネージャー任せ、事務所任せの有名芸能人とかはよく知りませんが、自分でツアーに回って来ているような人は、本当に挨拶、連絡、コミュニケーションをしっかりしてくれます。

 

 

 

それから、「ちゃんとして欲しい」って思うのはミュージシャンに対してばかりでなく、お店の人にもですね。

音楽関係の店の人で、態度の悪い人がいたりすると、本当に嫌ですね。

そういう店だと、お客さんを呼ぶにも呼べないし。

せっかく来てくれたお客さんが嫌な思いをしてしまったのでは困るし、「ライブをやっている店って、どこも雰囲気悪い」って思われれるのも困る。

ライブハウスとかには近付きたくない、と思われたりしたんでは困ります。

 

 

ジャンルとかにもよるのかもしれないし、ミュージシャンがいい子ばっかりでは面白くない、という考えもあるかもしれません。

ただやっぱり、音楽を通していろんなことを学んできた人間の一人として、「ミュージシャンにはロクなやつがいない」と言われるのは悔しいし、そのせいで音楽そのものが嫌われたり、人々が音楽から離れていってしまうのは、とても悲しいです。